こんにちは。
大阪市南森町の税理士・行政書士の小西です。
会社経営には、さまざまなリスクが伴います。
特に、「ヒト」「モノ」「カネ」に関わるリスクは、事業の存続や成長に大きな影響を与える可能性があります。
例えば、資産の故障やトラブル、従業員が事故を起こしたら、取引先からお金を回収できないなど、想定されるリスクは多岐にわたります。
もちろん突発的に発生するものは防げないですが
想定できるリスクに対して、事前に具体的な対策を講じておくことが、経営の安定のためにはとても大事です。
リスクの洗い出し
「ヒト」「モノ」「カネ」の3つの視点でリスクを洗い出すことが重要です。
【ヒト】経営者の病気・事故、従業員の離職
【モノ】業務用の機器の故障
【カネ】取引先からの未入金
成功事例

建設業を営む A株式会社の場合
・社長が高齢
・従業員7名(親族はいない)
・年商 約8,000万
不安事項(リスク)
・中心となる従業員に会社を継がせたいが、どのような手順で継がせばいいかがわからない
実際に行った対策
・後継予定の従業員を取締役に就任
建設業は許認可が必要な事業です。
後継者が継続して建設業を続けるためには、最低でも5年間の役員経験が必要なので、すぐに役員に引き上げました。
・社長と後継者と一緒に会社の数字についての打合せをこまめに行う
後継者とはいえ、現場が中心の技術者でしたので、少しずつ数字と向き合う必要があります。
・会社の借金に備える
会社を運営するためには、借入金は必要不可欠です。新代表になることを見据えて、掛捨ての保険に加入し
万が一後継者が事故にあっても、借入金は返済できるような体制を整えます。
・社長が100%保有している会社の株式を後継者に移す
まとめ
5年後、10年後の未来はわからないことが多いですが、
現在の社長の思いを実現させるために、不安を解消するために、最低限すべき手段は数多くあります。
社長の思いを実現できるように最大限 お手伝いをさせていただきます。
