5分でわかる確定申告の基礎

こんにちは。

大阪市東淀川区の税理士の小西です。

税務申告というと、専門的で難しいイメージを持たれることが多いですが、作成に一定の手順があるだけで、内容は意外と単純です。

まず税務申告というのは簡単に言うと「事業の利益を国に報告すること」です。

 

皆さんが普段色々なサイトやSNS等で調べていると思いますが、“記帳” “勘定科目” “青色申告・白色申告” “年末調整”などを行った結果、「確定申告書」が出来上がります。

 

具体的にどのような手順を踏めば、確定申告書が完成するのでしょうか。

 

大きく分けると、2段階の工程があります。

1.事業の利益を計算する

2.計算した利益を申告書に落とし込む

 

「1.事業の利益を計算する」は、時間だけがかかる作業のため、根気さえあれば誰でも集計できます。

「2.計算した利益を申告書に落とし込む」は、基礎知識や経験が必要なため、個人レベルで1から学ぶことは膨大な時間がかかるので、なかなか手を出すことは難しいと思います。

 

ではそれぞれをもっと具体的に掘り下げると、どのような作業があるのでしょうか。

 

1.事業の利益を計算する
L1-1. 1年間の売上を集計
L1-2. 1年間の領収書を整理
L1-3. 1年間の経費をカテゴリー別に集計
L1-4. 利益を計算(売上-経費)

 

2.計算した利益を申告書に落とし込む
L2-1. 青色申告・白色申告なのか確認
L2-1. 確定申告書類の準備
L2-2. 申告書に個人情報を記載(氏名・会社名・住所等)
L2-3. 1で計算した利益を申告書に当てはめる
L2-4. 添付書類が必要かどうか確認
L2-5. 特例を使えるかどうか確認
L2-6. 納める税金の計算
L2-7. 税務署に申告
L2-8. 税金の納付

 

申告書の作成は、多種多様で、上記に挙がっていない項目ももちろんたくさんあります。
また税法は毎年変わりますので、数字を入れる場所や提出書類も毎年変化します。

 

例えば、所得税の「基礎控除」の金額が2020年の税制改正により、一律38万円から所得に応じて48万円~0万円まで変わりました。
これに応じて、給与所得控除の金額や、配偶者が扶養の範囲内かどうかの判定金額も変わっています。

また、直近では「インボイス制度」が導入されることが決まっています。そもそもインボイス制度とはどういうものなのかの理解や、今後どのように対策を行うべきか、等を検討する必要があります。

 

以上のように、法律の改正により、申告書の作成方法が毎年変わります。
また今後の税の動向によって、来年はどのような申告書にするのか、納税資金はどのように確保するのか等、プランニングが必要です。
どのようにプランニングしていくかによって、結果に大きな差が出ます。

 

いずれ申告書を作成するのであれば、申告書の完成だけに満足せず、来年・再来年どうありたいのか、そのためにはどうすべきなのかを検討することに時間をかけるべきです。

 

事業を成功させるためには、税金の知識は不可欠です。
正しい方向にプランニングしないと、無駄な費用や工数、時間を消耗してしまいます。

 

申告書を作成できる人は世の中に多くいますが、将来に向けてのプランニングにはセンスと経験と知識が必要です。

ご連絡いただければ、全力で支援させていただきます。

 

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